沖縄で副鼻腔炎・蓄膿症にお悩みの方へ【実録】蓄膿の日帰り手術の記録  その1


副鼻腔炎、鼻炎、蓄膿症などなど、鼻に関わる疾患は色々ありますが、症状の大小はあるもののこれらのことで悩まれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
私もその一人でした。そう、過去形です。

この度、無事に鼻の日帰り手術を行い、長年にわたる鼻づまりの症状から開放されそうです。
ここに、今回、私が行った自分の手術に至るまでの経緯と理由、また沖縄本当の宜野湾市というフィールドからのアプローチなども含めて細かく記録していきます。

実は、私がネットで調べる過程の中でなかなか求めている欲しい情報に辿りつけなかったからです。
同じように、悩んでいる方、また沖縄で手術を行いたいが、なかなか入院をしてまでは・・・と考えている方々へむけて参考になれば幸いです。



手術をしようと思った理由
まず、初期症状として自覚し始めたのは、およそ4年ほど前からです。
なぜ、長い間鼻の調子が悪いのにほったらかしにしていたか。
それは日常の生活にさほど支障がないからです。これは同じように鼻の病気で悩む方にはご理解頂けるのではないかと思います。
【そこまでではないけど、治せるなら治したい。けど入院とかそんな大げさには・・・】
という感じですかね。

私の鼻の症状としては、左側が特にひどく、すでに右側と比べても腫れているのが分かるほどでした。
なので、少し体調を崩したりすると、ひどく左の頬がうずき、何かを食べる際には左側で噛むと頭痛がするほどひどいこともありました。
常に口の左側を意識して食いしばると【鈍痛】がありましたので、それがひどくなると「あ、体調が悪くなっている」とある種のバロメーターになってました。

ちなみにどれくらい腫れていたかというと
少々お見苦しい画像で申し訳ありませんがわかりやすいので、こちらをごらんください。
手術をする直前に撮影した画像ですので、鼻の中に簡易麻酔のガーゼが入っています。
ご覧いただけるとお分かりのように、画像右側(顔の左頬です。)が反対に比べて腫れています。



そして、今回手術を終えてから同じように撮ったのがこちらです。

先ほどの術前の画像に比べて明らかに頬の高さが同じになりました。



原因は20数年前の手術にあった
術前のCT画像です。


まず、私の今回の鼻の病名をお伝えします。

【術後性上顎洞嚢胞】
※じゅつごせいじょうがくどうのうほう

です。

これは、浦添総合病院にて検査した結果、耳鼻科担当医師より教えていただきました。
これを説明するには、まず、遡ること20数年前、私が中学1年生の頃に行った鼻の手術の説明をしなくてはいけません。

◯上顎洞根本手術


私が中学に上がると同時に、ある時母親から突然「鼻の病院にいくよ!」と、半ば強引に連れて行かれたのを覚えています。
そして、診断の結果、「蓄膿症」だから手術をすることになりました。

当時、まだ内視鏡による手術などは当然行われておらず、鼻の奥の副鼻腔に膿がたまると太い針と言うにはあまりにも太いもので鼻の奥に「ザクッ」と刺され、副鼻腔に溜まった膿を洗い流していました。
しかし、その量が多かったようで手術になったのですが、その手術の方法が【上顎洞根本手術】というものでした。

この上顎洞根本手術という手術ですが、

  1. 上唇と前歯の間を切る
  2. 副鼻腔内の膿を取り除く
  3. 鼻茸と呼ばれる塊をノミのようなもので削り取る
と、読んでるだけでも気持ち悪いかもしれません。

【閲覧注意】こちらをクリックするとどんな感じの手術かが分かる画像がご覧になれます。


◯術後性上顎洞嚢胞

そして、この上顎洞根本手術を行ってから15年〜20年ほどすると、手術を行った箇所に袋状に膿がたまり排出ができなくなる事があるそうです。
それが、今回の浦添総合病院にて教えていただいた私の鼻の病名【術後性上顎洞嚢胞】なんです。
※嚢胞=膿の袋みたいな意味です。

実は、中学の時に行った鼻の手術ですが、左側だけしかやっておりません。
当時は両方の鼻に膿が溜まっているから、両方手術をすると先生に言われていたんですが、あまりにも痛すぎて、痛みのあまりに失神してしまう位だったもので幼い13歳の私は「もう嫌だ!」と、耳鼻科の先生と喧嘩して退院したんです。
ですが、結果、片方だけで良かった。両方やってたらぞっとします。


その2へつづく


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